【ホテル一泊無料】5万円差がつくフリーステイギフトの使い方/アメックスプラチナカード

アメックスプラチナカードを更新すると、もらえる特典 フリーステイギフト。
注意点もあり、使い方には一考が必要です。その使い方次第で5万円差がつくことも!?実際に使ってみた実体験をまとめました。

サービス概要

フリーステイギフト
1年に1度、国内の高級ホテルに、2名無料で一泊できるサービスです。

この高額な年会費を考え、アメックスプラチナカードの申し込みを悩んだ時の最後の後押しの決め手になった、魅力的な特典です。でも、加入してみてわかったのですが、意外と細かい注意点がありました。

まずは、使い方から、おさらいします。

フリーステイギフトの使い方

こんなハガキが、更新後約2ヶ月後に届きます。

フリーステイギフト宿泊券はこんな感じです。

あとは、実際に予約したいホテルを選び、直接ホテルに電話で予約するだけです。
予約の際に、アメックスプラチナカードのフリーステイギフトを利用したい旨をお伝えすれば、大丈夫です。
そして、実際にホテルに泊まる際に、上記フリーステイギフトのチケットの原本を持参するだけです。

4つの無視できない注意点

①申し込み1年目には使えない!

毎年、アメックスプラチナカードを更新していただいた方向けの感謝の気持ちを込めた特典ということで、加入2年目以降から1年に1度、サービス特典がもらえます。
あんまり、ちゃんと読めていなかった自分が悪いのですが、加入後に知りました。
最終的に悩んで加入を決めた際に、この分の価値の金額を見込んで納得したところがあったので、焦りました笑

②対象ホテルが限定

下記グループのホテルが対象になっています。
このホテルや旅館を無料で泊まりたいと思っても、使えるわけではありません。

  • オークラ ホテルズ&リゾーツ
  • ニッコー・ホテルズ・インターナショナル
  • ロイヤルパークホテルズアンドリゾーツ
  • プリンスホテルズ&リゾーツ
  • ハイアットホテルズアンドリゾーツ
  • ヒルトン・ワールドワイド

6グループの54ホテルが対象です。(対象期間:2018年4月1日(日)~2019年3月31日(日)まで。)

ただ、どれも、魅力的なホテルグループですし、全国に散らばって対象のホテル数も多いです。

③食事は別

食事なしのプランが前提になっています。利用される際には、食事は別途考えないといけません。

④除外日がある。

これが、一番の注意点であり、課題だなと思いました。実際に使ってみようと思って、フリーステイギフトの対象ホテル一覧を見てみたら、使えなかったことも。
ゴールデンウイークや夏休みシーズンなど、旅行に行きたいと思う繁忙期シーズンは結構、利用の除外日の設定がされていることが多いです。繁忙期以外にも、土曜・休前日が使えないホテルもあります。

上記のような注意点がありますが、追加料金を支払うことで、人数を増やしたり、部屋をアップグレードできたり、土曜・休前日も利用できたりすることもできます。

私のフリーステイギフトを楽しむ使い方

フリーステイギフトはホテル選びと日程が命。

この選び方によって、価値が大きく変動します。
実質的な金額が全てではありませんが、ホテルの選び方で5万円超の差も、出ていました。
私が選び方で重視したポイントは、2つ。

①休みをとりやすい週末や連休に利用したい

平日は仕事が忙しいので、わざわざこのチケットがあるからと、使いやすい平日に、無理して使うのは本末転倒だなと思い、“休みをとりやすい週末や連休に利用したい”。

②高い金額の場合に利用する。

安い場合には、1万円程度で泊まれることもあります。でも、それなら、自費で利用してもいいかもしれない。

そこから、やはり旅行に行こうと思った時に、使えるのは、候補①土曜日に使えること、候補②三連休などの連休で利用できることの2つでした。(追加料金なしを候補)

その考え方+αで最終的に候補にしたホテル7つを下記に記載します。
合わせて、検索時に見た、直近のシーズンで一休・じゃらんで検索した近い日程の金額も参考価格で提示します。

候補①:土曜日に使えること

ヒルトン成田
http://www.hiltonnarita.jp/
日程 12/22(土)12/29(土)
価格 29,029円(税込み)

グランドニッコー東京 台場
https://www.tokyo.grand-nikko.com/
日程 1/12(土)1/19(土)1/26(土)
価格 24,500円(税込み)

ホテル日航大阪
https://www.hno.co.jp/
日程 1/5(土)
価格 21,760円(税込み)

ホテル日航新潟
https://www.hotelnikkoniigata.jp/
日程 12/29(土)
価格 20,199円(税込み)

候補②: 3連休などの連休で利用できる

土曜NGだけど、3連休の間の日の休前日で使えることで、結果連休休みで利用ができる候補ホテルです。

ザ・プリンス軽井沢
https://www.princehotels.co.jp/the_prince_karuizawa/
日程 1/13(日)
価格 70,686円(税込み)

今回、調べた中では一番高額な金額でした。

ヒルトン東京お台場
https://www.hiltonodaiba.jp/
日程 1/13(日)
価格 27,799円(税込み)

別候補: 土曜も休前日もダメだけと、小田原に行きたい時

ヒルトン小田原リゾート&スパ
https://www.hiltonodawara.jp/
日程 1/13(日)
価格 32,053円(税込み)

すみません、こちらは、上記の基準では出てこないのですが、個人的に好きなホテルのため、完全に別枠で選出しました。有給休暇で平日休む時には使いたいですね。

私は今年は、ザ・プリンス軽井沢を利用させていただきました。

【徹底検証 ご報告】

選び方次第で結構な金額差です。

上記に掲載していませんが、安い価格帯は1万円程度でした。それに比べて、一番高くて、ザ・プリンス軽井沢7万円がフリーステイギフトの特典で無料です。

14万400円の高額な年会費の半分をフリーステイギフトだけで回収できてしまいます。

ただ、金額だけではなく、この地域に、このホテルに、このタイミングで、行きたいというニーズとのマッチングが大事です。その意味では、色々な制約があるチケットのため、使い勝手がよいかと言われるとそこはちょっと落ちてしまいます。しかし、”自分の使い方次第”では、とっても有用なチケットになります。

チケットに振り回されずに自分が楽しみたいこと重視で、そこに、このチケットが使えるか否かを考えるといいと思います。1年間の有効期限があるので、都度都度のチャンスに考えられるといいですね。

少しでも参考になりましたら、幸いです。
引き続き、アメックスプラチナカードの実証実験を続けていきます。